マジェスタッチをテンキーレス改造した
先日、Majestouch Linear(FKB104ML/EB)というキーボードを購入いたしまして。
winキーつきUS配列、メカニカルながらクリック感のないリニアなキータッチは今まで使っていた安物メンブレンとは異次元の感覚。大変満足なのですが、唯一の不満はテンキーがついていて横に長いこと。机が狭いせいもあり、マウスを動かせる面積が大変狭い。
そこで、テンキーレス改造に挑戦してみました。
基板部分を切断
このキーボード、基板とスイッチの間に1mm厚のアルミ板が入ってます。一気に切断すると金属の粉がスイッチの中に入ってひどいことになりそうだったので、まずは基板側を切断。カッターで平行に深い溝を掘ってマイナスドライバでばきばきと。プラスチックカッター使えばよかったですね。
金属部分を切断
アルミなので、比較的簡単に切れます。今回は電動糸鋸的なものを使いましたが、ふつうの金ノコでも充分だと思います。切断の前に切子が隙間に入らないようしっかり覆っておきましょう。
ホットボンドとガムテと紙でぐるぐるまきにしてみた。
ケースを切断
しゃしんとりわすれた。まあ普通に。
配線
アルファベット部とカーソルキー部の間で切断した場合、配線は25本必要。紙やすりでグリーンレジストはがしてフラックス塗って予備半田して配線。パターン間の間隔が狭いので、今にして思えば単線を使うべきだった……まあより線でもがんばればどうということはない。
ちなみにこのキーボード、カーソルキー部とテンキー部の間のパターンが入り組んでるのでテンキーだけ取りたい人は結構面倒かも。やってできないこたないと思いますが*1。
まーこんなかんじで。
配線後PCにつないでチェック。短絡してると一部のキーが同時押しになったりする。
できたよ!
シンプルにも程がある
美的感覚がマトモな人は、もうちょっと配線の仕上げにこだわるといいと思います……!
現在このキーボードでエントリ書いてますが、大変調子いいです。みなさんもキーボードの右側を切り落とすといいです。
ちなみに私の場合、autohotkeyでWin+hjklをカーソル移動に割り当ててます。快適すぎてカーソルキー不要。