確率の誤謬

ここに、二種類のくじがあります。

  1. 二分の一の確率で200円もらえる。二分の一の確率で何ももらえない。
  2. 二分の一の確率で一億円もらえる。二分の一の確率で五千万円の負債を背負う。

どちらか一方のくじを選んで、一回引かなければいけません。あなたはどちらにしますか?


期待値の考え方を使えば、どちらが得か簡単に分かります。
1の期待値は(200+0)/2で100円、2のほうは(一億-五千万)/2で2500万円。つまり2を選んだほうが合理的で、1を選ぶのは確率の概念を理解してないマヌケです。残念でしたね!!


という論法に陥らないよう気をつけていきたい。